茶道のお稽古は着物ですか? 着物にマスク?
茶道のお稽古は着物?
日頃の稽古は洋服でもOKの教室が多いのですが、教室やクラスにより異なる場合がありますので念のために事前にご確認ください。
ただ、2020年のコロナ禍で従来の感覚から大きく変わることとなります。ウィルスの付着を避けるためにもその日着ていたものは洗濯する方が良いので着物の場合も同様の考え方が必要となります。
例えば、茶事のお稽古や教授や師範クラスのお稽古では着物必須というときもありますが、体験会や入門コースでは着物でなくても大丈夫です。
洋服でもご注意を。
洋服といっても何でもOK!というわけではありません。それなりの心構えを表しましょう。
【NGな服】
・ノースリーブ
・タンクトップ
・手先までだぶつくセーター類
・ジーンズ
・短パン
・ミニスカート
【NGな履物】
・サンダル(もちろん裸足で上がるのもNG)
・ブーツ
お稽古のときの身なりの注意点
茶室に入るときには、時計、指輪、ネックレス、香りのきつい香水、激しいネイル(>_<)はご法度ですので要注意を。
又、お洋服で稽古をするときには足袋の変わりに白ソックスを持参します。ストッキングや素足で稽古場には入らないようにしてくださいね。
お茶会に参加するとき
お稽古が進み、お茶会にお手伝いで参加することになれば、、、
お客様をおもてなしするわけですから、やはり着物か正装に値する服装が望ましいでしょう。
着物を持っていないという方でも、今では洗える着物や二部式着物、簡易脱着の帯、レンタル着物などもありますので茶会前に教室の先生にご相談されるとよいでしょう。
着物は親の着物を共用することも出来ますのでサイズあわせなど早めに準備しておきましょう。
*着物は、訪問着、付け下げ、小紋などの種類によって格式が異なったり、季節によって生地が変わりますので、それぞれのTPOにあわすことが必要となります。
コロナ禍におけるスタイル
まずもって茶会で着物を着るのは、きちんとお客様を迎えておもてなしをするためです。それならば、お客様のためにマスクをすることも当然のおもてなしです。
今までは着物にマスクなんて違和感がありましたが、時代の変化に伴いマスクが必要な場合は主客共にマスクをつけることがスタンダードになるでしょう。
冒頭にも触れましたが、着物もこまめに洗うことをお勧めします。ウィルス感染が収まるまでは衛生面を優先にして考えましょう。